大阪合気道自主稽古会

流派を問わない合気道の稽古場です。小説、漫画、などが混在しています。稽古記録はタグをご利用ください。出典明記があれば図の引用については問い合わせ不要です。。

稽古記録130 (2019/6/5)

2019/6/5 (水) 13:00-14:30  吹田道場 吉田先生

                   <まとめ >

 1.  武器2回目:剣の正面切り・斜め切り、杖の突き左右・前受身

 

 <武器の練習シリーズリンク>

  • 1回「剣の礼 剣と杖の取り扱い基本」(稽古記録119)
  • 1.5回「座礼  抜刀納刀  杖の打ち方」(稽古記録126)
  • (過去の武器関係記事一覧は最後にあります。)

 

 < 剣 >
1. 正面切り

結び立ちで正面を腹の高さまで振り下ろします(Fig.A,B)。脇に流して頭上に戻します(C,D)。左右を交互にやります。慣れたら振り下ろす高さを相手の顔くらいで止めます。2人でやる時は相手が水平に出した剣で受けてもらいます。

f:id:fanon36:20190606142952p:plain

 Fig.1 足を前後するときは、片方を後ろに引きます。


2.斜め切り

刃を上に向けて体の前を守る恰好です(Fig.2 A)。斜め切りは左足を引いて剣を右上から袈裟に切ります(B)。左右を換えて全面に受ける状態(C)から、右足を引いて左上からの袈裟切りです(D)。

f:id:fanon36:20190606151018p:plain

 Fig.2 Aでは手はクロスする

 

ペアで練習するときは中段に構えてもらった剣を、片方の足を下げることで膝に乗って斜め切りします(Fig.3)。受ける方は相手の顔に剣先を向け、払われた剣は流して元に戻します。

f:id:fanon36:20190606154129p:plain

 Fig.3 受ける方は足は入れ替えなくていい

 

3. 座り方・抜刀納刀

武器シリーズ第1.5回(稽古記録126)を参照してください。


 < 杖 >

1. 突き左右

前回やった突きを左右交互にやります(Fig.4)。

f:id:fanon36:20190606153148p:plain

 Fig.4 持ち替えと足の入れ替えが難しい

 
2. 杖の前受身①

右前突きを相手と同じ側に入ってよけます。相手と横並びになっています。両手で杖を上から持ちます(Fig.5 A)。右足を引いて体を開きながら梃子のように杖を回します(B)。相手が回り切って前重心になるのを待って杖の先を畳につけます(C)。

f:id:fanon36:20190606162105p:plain

 Fig.5 うまく行くと杖はわりと軽い


3. 杖の前受身②

同じように捌きますが、左手は杖を持たずに相手の脇に入れます。杖を回転させ相手を浮かせます(Fig.6 A)。そこで杖を静かに畳に置くようにします(B)。相手を放り投げなくても前受身になります。

f:id:fanon36:20190606162306p:plain

 Fig.6 A: あまり入りすぎると受が杖から手を離してしまいます

 

 

<過去の武器関係記事一覧>

f:id:fanon36:20190523144653p:plain f:id:fanon36:20180727145859p:plain f:id:fanon36:20190308103939p:plain f:id:fanon36:20190523143036p:plain f:id:fanon36:20190523144844p:plain