2019/6/6 (木) 19:00-20:00 住吉道場 吉田先生
1. 相手の力に乗れる体作り
体幹を立て、芯を通すことで相手の動きを貰う日です。固すぎず緩すぎずの状態を作りましょう。
1. 片手四教持ちを返す
四教で持たれた腕をその方向によって返してみます。腕の固さを取るといっても脱力してしまったら変な方向に曲がってしまって危ないので、芯を入れつつ自由に動くという状態を作ることが肝心です。 そして肩を抜くような力が来たら それを受けて回してしまったり(Fig.1 A,B)、顎に向けて入れてきたら体を回す力に使う(C)など。
Fig.1 四教が満足にできたことがないわたしは顔を隠しています。
2. 後両手取押込
相手の力を感じるために後ろ取りします。背後で強くまとめられたのを(Fig.2 A)、体を振って軸を整えることで貰ったり(B)。両肘を持ち上げて固められたら前屈みになったり、下げられたら上体を維持したまま座ったり。型ではなく力を感じて対応してみましょう。こちらのものになったら前に持ってきて押さえ込みます(C)。
Fig.2 芯を通さなければまとめられてしまいます
3. 後両手取小手返
体の力を分かりやすく伝えるために体幹につけてみます。持たせた手を腰骨あたりにつけて腰ごと螺旋にさがると相手が引き寄せられます(Fig.3A)。こちらに頼るようにつかまっている相手の手を取ってひっくり返すと小手返しです(B)。
Fig.3 相手が手だけでなく体でついてくるように
4. 座り片手持返し
座位の片手持ちを返します。肩に入れてくるのを返します(Fig.4 A)。また、真正面からぶつかってきたら90°方向にスライドさせます(B)。
Fig.4 うまくいくと疲れるのは受だけ