大阪合気道自主稽古会

流派を問わない合気道の稽古場です。小説、漫画、などが混在しています。稽古記録はタグをご利用ください。出典明記があれば図の引用については問い合わせ不要です。。

稽古記録124 (2019/5/30)

2019/5/30 (木) 19:00-20:00 住吉道場 吉田先生

                   <まとめ >

 1. 持たせた手でなく体捌きと間合いに気を配る

 

意識を手以外に分散する日です。

 1. 相半身片手持四方投

ウェルカムな気分にセットしておいて(Fig.1 D)、握手&サルサのターンです。ダンスでは手は出力より入力に使います でなきゃ絡まります。

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Fig.1 A:クラゲの目は傘の縁全周に位置。無方向性知覚


2. 相半身片手持前受身

持たせる前から心の中で振りかぶるような気持ちです(Fig.2 A)。持たせた後も手首ではなく、刃の先端が相手の体の深い臓器に届くかどうかに関心を持ちましょう(C)。凶悪なのに、その方が受側の抵抗したい気持ちが薄れるのが不思議ですね。

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 Fig.2 振りかぶって小手を返すので刃の向きが変わる 実際には刃物は持ちません

 

3. 後ろ両肩取二教

後ろの受を普通歩行で鞭のように放り出しながら体を開いて表に持ってきます(Fig.3 A-C)。真正面だと危ないので再び体を開いて安全エリアに位置します(D)。そこから落とします(切り落としは稽古記録112-3参照)。あとは持ち替えて二教など。体捌きと位置取りに気を配りましょう。

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 Fig.3 180°パタパタ裏返って安全エリアに身を置きながらやります。