2019/6/5 (水) 10:30-11:30 吹田道場 吉田先生
1. くっつきの気持ちを途切れさせない
2.押す引く流すなど特定の動きに決めつけない
良い姿勢でバンザイ(米国風。稽古記録117参照)してつながるのを練習してきました。今日は繋がりを持続させる練習です。技の種類はベーシックですがどれも難しかったです。
米国式くっつき
1. 横面打呼吸投
横面打は外に転換させますが内転換でもできる例です。初めに両手を開いて横面打にくっつきます(Fig.1 A)。その反動を貰って内転換します(B)。途中で気を抜かずにくっつき続けていれば相手が崩れたところで呼吸投げします(C)。このくっつきに慣れたら、横面打ちに対してFig.1C状態から開始することも可能です(E)。
Fig.1 勢いでやろうとせず丁寧にくっつき続ける
2. 横面打落とし腕決め
同じように横面打ちをくっつけ、くっつき続けて落とします (Fig.2 A,B)。脇で相手の肘を決めて落とすより、くっつき続けることが練習になるでしょう。最後には締め上げる必要はなく、相手のもがきに合わせて動けるようにします(D)。
Fig.2 引っ張らずに、くっつき続けることに気を配ります。
3. 袖持面打四方投
袖持させた方の手で面打ちを受けます(Fig.3 A)。相手はこちらの中心を取りに来ますから、その力で転換します(B)。四方投げにこだわって引っ張らないで、力を感じます(C)。相手が前のめりになってきたら返して四方投げします(D,E)。
Fig.3 相手に回してもらうには良い姿勢でいることです
4. 座り正面打押込小手返
自分が正座した状態で正面打ちを受けられる練習です。正面打ちをクルリと回して(Fig.4 A)、相手の行く方向へくっついていきます(B)。二教や小手返しができるまでくっつき続けてみましょう。
Fig.4 Aは平面の円ではなく立体の球運動