2019/7/31 (水) 13:00-14:30 吹田道場 吉田先生
1. 武器6回目:剣の歩き抜刀納刀、swing-by、四方投、杖組続き
<武器の練習シリーズ リンク>
- 1回「剣の礼 剣と杖の取り扱い基本」(稽古記録119)
- 1.5回「座礼 抜刀納刀 杖の打ち方」(稽古記録126)
- 2回「剣の正面切り・斜め切り、杖の突き左右・前受身」(稽古記録130)
- 3回「剣の運足・斜め切り組、杖の正面打・前受身」(稽古記録143)
- 4回「礼儀、剣の切返し、短棒四方投」(稽古記録154)
- 5回「正面切と斜切の前後、杖の型中段上段突きの受」(稽古記録162)
- (過去の武器関係記事一覧は最後にあります。)
< 剣 >
1. 抜刀納刀を歩と合わせて
歩いたり振り向いたりの軸回転を再利用して剣を抜いたり納めたりしました。
Fig.1 たしかに剣抜く状況下で、いつもじっくり構えていられる訳はない
日常のどんなときでも急に剣を抜き差しできるように(Fig.2)。
Fig.2 A,B:呼吸投げで力がぶつかったとき、まっすぐ返す C:年寄を助ける D:窃盗 E: 仲裁
2. 斜切3種/ 頭頂、肩、スイング・バイ
Fig.3 A,B:頭の上から斜切る C:肩から D:スイング・バイ(正式名称不明)
Fig.4 公転する惑星の重力を利用した宇宙船の加速 Swing-by
3. 横面打 and スイング・バイ
横面打ちを正眼からの斜め切りスイング・バイと転換で受けます(Fig.5)。徒手でもよく使うやつを、さらに具体的なイメージでできるようになるかも。
Fig.5 A:お互い正眼 B:取を避けた受が横面打ちを C:転換・発射 D: Swing-by加速 E:結ぶ
4. 四方投げ
そのようにして左横面打に結んだ状態(Fig.6 図い)から、結び部分を中心に円を描くように下から切上げ(図ろ)、適切に腰を落として転換しながらスイング・バイ(図は~ほ)、相手の胸を右肩から袈裟切にします(図へ)。「図ろ」のところで、相手の脚をたたかないように。
Fig.6 接触部分は受の左腕を蛇がまくように胸まで上がっていく
< 杖 >
1. 杖二人組続き
前回に受の上段突きを取が受けるところ(Fig.7 A) からです。杖はぶん回すときに手を入れ替えます。杖のオシリを持った右手を中心寄りに持ち替え(B)、それから左手を入れ替えます。プロペラ回しやすくなりました(C)。取が一歩出て横面打ち(D)してくるのを、受は合わせて下がって受けます(E)。
Fig.7 ゆっくり。出たり退いたりは相手に合わせてどちらともなく。ルーチンのダンスステップではなく、見えないゴムバンド関係