2019/7/17 (水) 13:00-14:30 吹田道場 吉田先生
<まとめ >
1. 武器5回目:正面切と斜切の前後、杖の型 中段上段突の受
<武器の練習シリーズ リンク>
- 1回「剣の礼 剣と杖の取り扱い基本」(稽古記録119)
- 1.5回「座礼 抜刀納刀 杖の打ち方」(稽古記録126)
- 2回「剣の正面切り・斜め切り、杖の突き左右・前受身」(稽古記録130)
- 3回「剣の運足・斜め切り組、杖の正面打・前受身」(稽古記録143)
- 4回「礼儀、剣の切返し、短棒四方投」(稽古記録154)
- (過去の武器関係記事一覧は最後にあります。)
< 剣 >
1. 正面切り前後
剣を抜いて右前正眼に構えます(Fig.1 A,B)。左足を前に寄せてから入れ替えて腰構えです(C,D)。そこから一歩踏み出して前方の正面切りします(E, D)。照準を前方の相手に残しながら180°の後方を切ります(F,G)。
Fig.1 正面切り前後
2. 斜め切り前後
正面切前後と同じ手順で右腰構えします(Fig.2 A)。切り返しながら足を右前に入れ替えます(B)。切り返し終了時に剣は顔の左側にあります。180°回って後方を左から右下へ斜め切りします(C.D)。
前後切りは前と後ろに1人ずつ構えてもらうので3人で練習します。
Fig.2 斜め切り前後
< 杖 >
1.中段と上段突きを受ける
2人でやります。杖の一端を畳につけて体の前に立てると正中を守っています(Fig.3A)。杖を立てかけたまま鳩尾の前を開けて中段突きを誘います(B)。中段突きを体の回転と杖の傾きで制します(C)。このとき頭部が無防備で(C β部分)上段突きを誘います。βに来る上段突きを捌いて受けます(D)。踏み込んで相手のこめかみを打ちます(寸止め) (E)。これらに力はいりません。杖を持つ手を打たれないようにしましょう。Bでは中頃、Dでは端です。
Fig.3 誘って受けて打つ