019/9/18 (水) 吹田道場
1. 武器9回目:剣の受け流し2人組3人組、杖持ち方のバリエーション
<武器の練習シリーズ リンク>
- 1回「剣の礼 剣と杖の取り扱い基本」(稽古記録119)
- 1.5回「座礼 抜刀納刀 杖の打ち方」(稽古記録126)
- 2回「剣の正面切り・斜め切り、杖の突き左右・前受身」(稽古記録130)
- 3回「剣の運足・斜め切り組、杖の正面打・前受身」(稽古記録143)
- 4回「礼儀、剣の切返し、短棒四方投」(稽古記録154)
- 5回「正面切と斜切の前後、杖の型中段上段突きの受」(稽古記録162)
- 6回「剣の歩き抜刀納刀、swing-by, 四方投げ、杖組続き」(稽古記録167)
- 7 回「剣の抜刀納刀と四方投げの復習、杖型の一部」(稽古記録177)
- 8回「短刀取、杖型の一部、剣納刀」(稽古記録181)
- (過去の武器関係記事一覧は最後にあります)
< 剣 >
1. 2人組で受けて流す練習
正面切りを横に捌いて刃で受けます。できるだけぶつからずに流すようにします。
Fig.1 刃の動きと角度で力の方向に介入します
2. 3人組で
練習者を挟むように2人立ってもらいます。正面切りを右構え(Fig.2-1)から左に足捌きして受け流し(2)、斜め切り(3)。方向転換して繰り返します。
Fig.2 左右の相手役は、斜め切が当たらないようによけましょう。
3. 抜刀
抜いたら踏み出すとともに横切りします。横切りは手首で振ると刀を止めるときにビヨンビヨンして手首が痛くなります。小指から順に手の内を締めることで横切りすると手首が痛くなりません。
Fig.3 Bでは剣先方向に加速がかかるのであまり手首にこない。
< 杖 >
1. 突き:猫手持ち
右構えで杖を横に構えます。普通の持ち方 (順手持ち Fig.4 A) のほかに、後ろ手を自分向きに持つ猫の手みたいな持ち方をしました(B)。
Fig.4 中段突きのバリエーション
2. 2人組杖型その一
左構えから相手の中段を捌いて中段突きします(Fig.5 B)。上段突きを誘ってこれを受けます(C)。順手と猫手と両方で練習します。
Fig.5 相手の軌道上に留まらないこと
3. 2人組杖型その二
後ろ突きから下段払いしたとき、箒を持つときの持ち方になっています。相手の下段をこの箒の持ち方で払います (Fig. B)。中段突きを誘ってこれを体捌きしながら打ち下ろし (C)、相手に上段突きを入れます。
Fig.6 打ってきてほしいところを、無防備ぶる。