大阪合気道自主稽古会

流派を問わない合気道の稽古場です。小説、漫画、などが混在しています。稽古記録はタグをご利用ください。出典明記があれば図の引用については問い合わせ不要です。。

稽古記録246

2020/7/19 (日) 京都

                   <まとめ >

 1.  重くする場所と重心は必ずしも一致しない

 

稽古してるとときどき、「あ!そうか!」てなることありますよね。

 

さいきん合気道のほうでは姿勢と重さだけを何時間もしていて、きついけど面白いです。そこであるとき先生がお手本を説明しながら「あ、体重かけるところと重心の場所は違うからね。」とおっしゃいました。

ね、当たり前じゃんと言う人もいるでしょうが、わたしは「あ、そうか!だからなのか。」と腑に落ちました。

f:id:fanon36:20200721001854p:plain Fig.1 いろんなことがあります

 

重くする場所と重心とは別

初心者としては丁寧に体の重心の移動と捌きを一致させて練習します。上半身や腕だけで技をする癖を正し、体で技をかける感覚を覚えるためです。私は今、それに気をつけて稽古している段階です。足捌きするたびに完全に体重移動をします。

f:id:fanon36:20200721002018p:plain Fig.2 例えば体重は右膝(↑) に乗っている。が重心はそこではない。

しかし指導者くらいの人たちは、もちろんそんなことはせず、自由に効果的に技をします。先生方なら、ほとんど見た目は動かずに、体の中だけでそれをします。しかし、稽古を重ねたらそのように進化できるんだろうか…?わたしは初級の重心移動と先生レベルとは、連続的な程度の違いだけではないと感じて困っていました。だから「あ!」と、なったのです。同じ悩みを持つ人に役立つかもしれないと思って、今回のことを記録しました。

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Fig.3 師範がするような相手と合わせての重心となるともはや謎。わけわからないうちに搦めとられて動けなくなってしまいます。

 

つながる部分にはそんなに力いらない

そうするとこれも当たり前で、手先は本当に柔らかくて構わないわけです。その手先と自分の腰をつなげておいて、腰をしっかり動かすとよいのですから。

 

腹が大事なのは腰の上にあるからかもしれない

最近は、腹というより腰だなぁと思います。腹が大切なのはそうなのですが、その大切さは腹の「腰の上に位置する」という属性から来るようです。ベッドタウンが重宝されるのは大都市中心部に近いという位置的属性であるのと同じ。。腹はベッドタウン。都市中心部が消えたらベッドタウンは意味を失いますから、腰をしっかりしておかないと。

 

今回はあまり絵で描けません。体重をかける部分は描けますが、重心は全体だからです。文字ばかりだと、最後まで読みづらいですね すみません。でも忘れないでおこうと思います。