2019年8月13日(火) 18:30-20:00 参加者3名 負傷者なし
1. 基礎練習より前に作るべき姿勢筋
2.トレーニング法
お盆中の稽古会が終わりました。今回のテーマは 「みんなの基礎練習」の予定でしたが、変更して「基礎練習それ以前」。
というのは、先週に流行った「重心を下げたら、そのための歩法をマスターしないと居着いちゃう」という課題です。その歩法のために筋トレです。
Fig.1 (剣道…?)下手にやると床にぶつかる。
1. 歩き筋〜下肢・骨盤内・背骨周り
地面を蹴る力より大腿を体幹に引き寄せて歩くので大腿と骨盤内に動力源が必要です。そして上体がぶれないようにがっちり支える脊柱周りの筋肉もです。前後運動より上下の筋肉、つまり重力に対する姿勢筋です。これらを鍛えるメニューを決めました。めちゃキツいです!
Fig.2 重力が強い木星に行けば立ってるだけでつく筋肉を、地球にいたまま鍛えられる、コンビニエントな筋トレなんだ。と思って頑張りましょう。
2. 足幅広げ過ぎずに低くなろう
これは私の課題です。腰を落とすと足幅広くなり過ぎて居着いちゃう!ロボットみたいに足を広げずに重心移動で姿勢を落とすことを練習しました。しんどいけど、思い返すとみんなこうしてるな…。私はラクばかりしようとしてた反省。
Fig.3 左図:立位のバクテリオファージ。足幅100ナノメートル。中図:足幅を広げて姿勢を低くしている。右図:重心を乗せることで低くなった。足幅は広くない代わりに大変疲れる。
3. 安定して回ろう〜四方投げターン
懸案のターンです。今まで色々考察してきましたが、「腰を落としたまま安定する筋肉が、そもそも不足していた」という可能性が持ち上がりました。そんなので回れるはずがなかったのです。これも筋トレ筋トレ。
Fig.4 軸が維持できずに傾くと、回転しているときは派手にぐらつく。立位では気づかない程度の傾きでも。
4. 番外:まじめな正面打ち
肘の角度125°か135°か、振り下ろしの何処に力を乗せるか、という話。剪断力で盛り上がる。
Fig.5 中国拳法系の人はへっちゃら。「CG?! 」「道理で彼は合気道が上手いはずだ…」
< Debreafing >
やってみて分かりましたが、骨盤内部にも筋肉があったんだなぁ〜という、人生初の骨盤内筋肉痛。奥がうずうずするような、へんな感じ。今日のテーマの「基礎練習それ以前」とは、要は筋トレです。合気道において最も”次元が低い”と言われるやつです。あっはっは。うちの稽古会、いいバカばかりで超楽しい。お盆休み中に参加してくださった皆さん ありがとうございました。やるぞ筋トレ!
@Couzen 野菜がおいしかったです
おまけ:筋トレメニュー