大阪合気道自主稽古会

流派を問わない合気道の稽古場です。小説、漫画、などが混在しています。稽古記録はタグをご利用ください。出典明記があれば図の引用については問い合わせ不要です。。

稽古記録238

2020/6/11(木) 中央区

                   <まとめ >

 1. リボンで動く⇒丸く&一点収束

 

  ■ お腹で動く≠腰で動く

最終的な相手との接点は両側腸骨棘(またはその延長線にある肩や肘や手首)ですが、だからといって骨盤をターゲットに向かって動かすのではぶつかります。原動力はお腹の一点です。その結果として骨盤が動く。するとこの動きは直線的ではなく、かつ拡散せず収束する方向に(Fig.1)。

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Fig.1 左:水平でなく立体回転。中:腹(リボン)が動き出し。右:すると逆モーメントが入るので丸く。

 

 

■ 力を受けるのも一点に向かう

正面打や横面打を受ける時、相手の身体を伸ばしたり開くように受けるやり方もあります。でもそれだけでは蹴られたり、逆のパンチを防ぎにくいです。なので相手の体幹の中心の一点を止めることを目指します。杖で止めるイメージです(Fig.2)。

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Fig.2 両手や両足を開いていても向かう場所はおなじ一点。