2019/9/30(月)
1. ふらつき癖が解決するかもしれないよ
私はフラフラしている。生き方も立ち方も。稽古中に「しっかり立って!」と注意され続けて10年。いろいろ工夫したり下半身を鍛えたりしても全然治らなかったふらつき癖が、なんとかなるかもしれないですよ。
1. なぜふらつく?
Fig.1 ラスボスまで一直線にガラ空き
先生が私を観察して仰るには、「ふらつくのは正中がスカスカに開いているからではないか?」とのことです。注意しているつもりだったのですが、実際に動きを途中でフリーズしてみると正中線上はガラすきでした。左右の手も足も膝も、見事に正中の外側にはずれています。構えの時はできていても、ひとたび動き出すと無防備になってることが分かりました。
2. 慎重にチェックしながらゆっくり動いてみよう。
①位置の観察
爪先・膝・内腿・拳・肘を正中に置きます。これを維持したまま型をやってみます。しばらくすると左右の四肢が外側に緩んで、肝心の正中がダメな意味で見晴らしがよい。だから攻められると中心で受け止められずにぐらつくし、重心を移動させたり方向転換したりするとふらつくことに気づきます。直します。
Fig.2 左:正中が空いてる 中:ど真ん中を刺されちゃう 右:手も足も正中から出る
② 内側を締める。
脇や骨盤の中の筋肉です。足の裏の外側に体重がのってしまっていないか。
③ 座っても寄せ足。
居捕では、寄せ足をして腰を真ん中に立てること。後ろ足が残っていると上体が斜めって固くなります。先輩を見るとどんな場合でも人形を手でつまんで動かしたように、座ったままの姿勢を崩さず移動しています。HIPHOPです。
Fig.3 動いても足の幅が一定。骨盤が座位の真ん中にまっすぐ乗っている。