2019/11/9(土)
<まとめ >
1. 腹を目指しましょう
■ 片手両手持の怪
片手両手取りの呼吸投げは、私は正直できたことがありません。稽古中に相手がかかってくれるのは気を使ってくれているのだと思っています。実際、こちらの方がだいぶ筋力が強い場合以外を除くと、片手首を相手に両手でがっちり持たれた状態から相手を返す、などできるものでしょうか (Fig.1)?
Fig.1 ツチノコみたいな都市伝説的存在の「片手両手取り呼吸法」
■ 比喩でなく、物理的に「腹で取る」
幻のツチノコではなく、どうやら本当に片手両手取り呼吸法は存在するらしいな、と最近では思います。腹で取るというのは、実行は大変難しいですが、理屈には合います。合気道ではよく 相手と一体化するとか相手と気を合わせるという説明があります。それでピンとこない人や、どこぞのおっさんと一体化するとか気味悪ィことはゴメンだ、という人は、純粋に力学的な道筋で考えると「腹に落ち」ます。
Fig.2 持ち方をいろいろ変えてもらうと意外な感触があります。Cとかは良いです。