2019/11/10(日)
1. 基本トレを技で使ってみよう
重くなる基本動作トレーニング
この1か月は、合気道では手先に体幹の重さをつなげる基本トレだけをやりました。そこでちょっと技の一部をやってみましたよ。
1. 「四方投げ」のひっくり返すところ
これは本当に膝ですが、相手が残ってしまうことを避けて無理なく重さを伝えられるかの指標です (Fig.1)。小さめの動作でちょうどくらいです。急に大きく崩すと受が力んでしまい疲労させるからです。
Fig.1 真下に重力で落とすには全身の関節を使います
2. 「二教」の落とすところ
手首を痛がらせずに膝から落とす二教がかねてより目標でしたが、初めて それらしき事が分かりました (Fig.2)。ただし、膝の重みを受けの膝に乗っけるには その前に腹で取らなければうまくいかないです。「腹で取りまくる」練習は 柔術のひたすらな合気上げ練習などが 役に立つと思います。
Fig.2 A:指よりも肉球でソフトに締める。上体の姿勢を良くして少し相手に入る。 B:肘→肩→腹で取る。腹と膝が繋がっていることを確認。C:腹を落とす。垂直に。
3.受がかかってくれても何となく流さない習慣
これらは今まで一度もできたことがない部分でした。今日も、なんとなく糸口がつかめた気がする程度ですが、何が何だか分からない よりはずっとスッキリします。
人からいくら「それで できているよ」と言われても、自分で「いや、できていない…」と感じていたことは 本当にできていなかったんだなぁと、できた時に分かりますね。自分の納得いかないことにはこだわり続けると いいことがあるよ。面倒もあるけど。
Fig.3「骨盤のこんなに深いところに筋肉があるんだな…」私はトドメに飛受け遊びしてて自爆しましたが、基本トレだけなら安全なはずです。