2019/10/30(水)
<まとめ >
1. 測定しながら姿勢の体性感覚を矯正しよう
1. 腰を入れる ~ 自分の感覚でなく客観的メジャーで調整
体感は信用なりません。「え嘘!こんなに骨盤入れるの!?捻りすぎやん!」と感じるくらいで、鏡で見るとちょうど骨盤が正面を向いています。いままで10年以上、ずれた体性感覚で稽古していたのだなあ。よく「もっと腰を入れて」と注意されては、治していたつもりでしたが、ぜんぜん足りてなかったです。上達しないはずだ。体性感覚の矯正からやり直しです。鏡だけでなく畳のラインも参考になります。
Fig.1 主観と客観とのギャップを矯正するためのフィードバック練習
2.作用点の逆を意識する練習にもなる。
腰を真っすぐいれる練習は、「逆を意識する」の練習にもなります。「前足側の腰を引かなきゃ」でなく、「後ろ足側の腰を入れよう」と心がけると成功率が上がります。ふつうの技をするとき、相手と接している部分と逆の手足をちゃんとしたり、相手の体についても自分に攻撃しているのと逆側を気にしたり、というのは大切ですが、良く忘れます。姿勢を正そうとして逆を意識するのは、技の中でも役に立ちます(Fig.2)。
Fig.2 動かす部分(⇒)の逆のモーメント(点線⇒)を気にしてみる
3.杖も、そういえば同じ効果
同様に、杖も逆を意識する良い練習です。最近痛い目にあうので気づきました。
Fig.3 小手切上げで、後ろ肩の引きが甘いと鎖骨打ってめちゃ痛い