大阪合気道自主稽古会

流派を問わない合気道の稽古場です。小説、漫画、などが混在しています。稽古記録はタグをご利用ください。出典明記があれば図の引用については問い合わせ不要です。。

稽古記録204

2019/10/22 (火) 地下道場 17:30-19:30 参加者4人、負傷者0人

                   <まとめ >

 1. 速い攻撃で「身体操作」と「生理的操作」の融合

 

 1. 速くて当たる打撃で必要な技術を逆算

上段なら上段と決めておいて、打ちます。それを捌いて入るのですが、腰の入った速い突きは真横から力を加えてもぶれません。だから相手の突きをなんとかする考えは捨てます。

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 Fig.1 ちゃんとした突はトラック。 

二打目以降の的にならないためにはじめの突きから離れすぎてはいけませんから、突きを含む平面を壁とすると その壁に沿うように平べったく入る必要があります。そして突きのモーション前に動くことも必要です。→①早く細く入る動き

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Fig.2 当たらず、でも離れず。

ちゃんとした人は突きを空振りしてもつんのめったりせずに安定しています。だから相手を一瞬固まる「崩す操作」が必要です。→②「接触技術」

 

⇒ このように、体捌き(身体的操作)と接触技(生理的操作)をコンビネーションで使う段階にきました。ひっそり一段階上りますよ。

 

2. 姿勢(新)

今月、合気道的には「強い姿勢」の基礎を学ぶことに特化していました。何度かしかやっていませんが、それでも体の感じが変わりましたよ。体がまとまっているというか、内側に支えができた感じ。こんなにすぐ変わるものか~!と驚きました。ふらふらして困っているみんなもやろう。

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Fig.3「すごく安定するぞ!」

 

 

 <Debreafing>

あとは、抜刀をしたり 杖の復習をしたりしました。今後は当たる攻撃をやっていくので、だれも怪我に注意しないと。繰り返し稽古で回数をこなすよりも、一回一回集中してきちんとやることを重視しようと思います。攻撃の方も、中途半端だと危ないので、狙ってキレイに打ち込まないといけません。

とはいえ、参加してくれた合気道高段者の「打撃できない合気道はリアリティがない」とて、ボクシングまで始めるという求道者っぷりは異常。

 

 @むく:魚と日本酒の店だが私は穀物を食べました。

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