大阪合気道自主稽古会

流派を問わない合気道の稽古場です。小説、漫画、などが混在しています。稽古記録はタグをご利用ください。出典明記があれば図の引用については問い合わせ不要です。。

稽古記録201

2019/10/18 (金) 九条

                   <まとめ >

 1. 肩甲骨は立てるのだった

 

翌朝、背中痛いけどフニャフニャで気持ちいいです。

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 Fig.1 「今日はやめとこう…」

 

1.  肩甲骨を立てる

背中を張る、のを間違っていました。今までは肩峰を後ろに引くようにしていましたが、これでは肩甲骨は椎骨に向かって落ち込んでいました。人のを見てるとそうではなく、肩甲骨内側が椎骨から離れる方向に立ちます。

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 Fig.2 肩甲骨が寝たり落ち込んだりしてしまっていた(B)。肩甲骨がすごく離れる人のは、立っていてジブリっぽい(A, B)。BCは肩甲骨レベルの横断面(D)。

私は背中の感覚が鈍くて、背中がどうなっているのかよく分かりません。でもずっとやっているうちに "ああこうか"  という動きがあって面白いです。

 

2. 上肢を体感につなぐ、前屈みにならずに

以前、「脇を締める」ために肋間筋を収縮させました(稽古記録189参照)。その後、これには制限があることに気づきました。肋骨は腹側が自由端なので(Fig.3)、肋間筋での操作でよく動くのも腹側です。背をそらせた姿勢では使いにくいです。だからといって両肩甲骨を寄せても、うまく上体が一体化しないのです。肩甲骨の傾け方が逆だったのですね。

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 Fig.3 A: 肋間筋を締めるとちょっと上体が前傾 B:肩甲骨を立てるのは菱形筋でないっぽい

 

合気道で便利

合気道では胸をそらし気味にすることが多いです。肩甲骨立ては難しくて私はちょっとしか立てられませんが、それでも上体が大変安定し下半身の動きに集中できます。これもっと早く知っておきたかったなー。

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 Fig.4 A: 太極拳っぽい B: 合気道っぽい