2019/12/24 (火) 地下道場 18:30-20:00 参加者3人、負傷者0人
1. 脇しめるシリーズ新:上腕三頭筋
【A】上腕三頭筋
上腕三頭筋を使って体をまとめることをやりました。これは膝を胴体に引き寄せたり、腕を胴体より後ろへぐっと引いたりする筋肉です。自分で触れるので、ここを使ったままいろんな角度の腕を使ってみます。すると見かけ上 脇が開いているようでも肘がブラブラしない理想的な状態を作れます。私は普段、ここをそれほど意識していなかったので、思うタイミングで収縮するのがぎこちないです。
Fig.1 合気上の途中で脇が開いて力がされてしまう悪い癖が直るかも。
そういえば今月初めにも、上腕三頭筋で盛り上がりました。仰向けにした相手の腕を伸ばして肘のあたりで押さえ込む際に、うまい先輩は手刀を軽く当てるだけで人を起き上がれなくします。そのとき手刀は上腕三頭筋内側の腱付着部をきめているみたいでした。
Fig.2 受の腰が浮くくらい体側のばす
【B】杖
1.型を半分くらいまでやりました。
2.二人で組んでやりました。取が受の攻撃を誘って2打目を打ち出す練習です。3パターンしました。①上段突→中段突 ②逆手打上→打ち下ろし③逆手打上→追い突 (詳細は稽古記録208参照)
【C】推手
触り続けて連続的に崩していく練習のやり方をしました。技を受けている側の人は、「あ、いま力が抜けたな」とか「こちらの方向のほうが自分は倒されるのだがなあ」とか分かりますよね。それをお互いにフィードバックしながらやります。
Fig.3 いつも1か所は接触している。
〈 Debreafing 〉
時間がなくてできていなかった杖練習を、始めの30分を使ってやりました。型の後半は似た動作の繰り返しなので、来年には比較的すんなりと最後までできると思います。
あと、今回時間切れでできなかった項目は、「木刀を使った鍛錬法」(膝抜きと重心移動、手の内の二種類)と、「縦に動くための姿勢」です。これも来年に持ち越し。
今年もよく稽古しました。新しいことも もう数えきれないくらいやりましたね。みな仕事が忙しいなか、参加してくれてありがとうございました。だれも事故らず、病気せずできてよかったです。ではまた来年。
@Gus亭: 比内鶏味噌やきそば。出汁巻、すり身、豆腐、穴子。本当は仔羊スパとデザート。