2018/6/2 (土)18:30-20:00 住吉
先輩から剣の理合 (りあい) がすっぽ抜けていると指摘され、Y先生の道場で練習させてもらいました。
Y先生は木剣で技をやって見せてから、徒手でやります。木剣は軽く柔らかいもののように見え、素早いのに静かです。そのような素振りができることが第一目標です。
1. 合気道の木剣
Y先生は合気道では「腹で回る」と「軸を感じる」だけだが どちらも体内感覚で見えないので真面目に稽古するように、とおっしゃいました。先生は昔、腰で回ろうとしていたら、若い頃は腰回りに筋肉がとっても付き、中年になると腰が痛くなってきたそうです。腰でまわるのは体に悪いのです。そのため「お腹で回るとよい」。「同じ動きであっても腰でなく腹、丹田、で回ることを意識すると、どこも傷めません」。そう言いながら木剣を前後に軽くきれいに振りました。以前に熱中した「仙骨丹田てこ」(仙腸関節の機能(後編):球形の梃子)と共通点があるな!?と、面白かったです。
2. 剣で説明
前後を切る動きから、いくつか型を説明できます (Fig.1)。逆半身片手持から切り降ろし;
① 二教押込
② 転換外払い 入身投
③ 転換四方投
Fig.1 どれもよくやる基本の型だが 新鮮。
3. あっちこっち切る
素振りがきちんとできたら八方切などしてみたいです。やり方はさまざまのようです (Fig.2)。先のことです。
Fig.2. えらく遠回りするバリエーションもある