2019/11/22(金)
<まとめ >
1. 動的な補正で技のリズムをインストール
技の正確さとスピードの両立についてです。そのような稽古を最近いくつか体験して、役に立つな と思いました。
1. 横スクロール
1人が、前からどんどん来る人たちを捌いたり技をしたり、無限に続けます(Fig.1)。無限に来るので、「あ、間違った」と思ってもそこで技を止めずに 次の人で修正トライできます。
Fig.1 どんどん来る。どんどん投げる。
2. 2人でくるくる
2人組で、ある程度の速度で繰り返し技をかけます。アレ?と思ってもそこでやり直さずに 次のターンで修正します。するとリズムが構築されて、リズムの上に技を乗っけていくことが学べます(Fig.2)。
Fig.2 クルクル 受と取の不分離性
そういえば この手の上達方法は武道以外でもやりますね。楽器を演奏しながらチューニングしていく、講演しながら内容を磨いていく、話しながら意見をまとめていく、描きながらマンガが上手くなる…。走りながら練習すると、あの"俺の人生、永遠のリハーサルじゃないか?"という中二病的焦燥感は脱せますね。ただし、個別に単位あたりの技術を積み重ねて貯金しておく必要はあります。でなければ、リズムとスピードだけでは、技が雑になっていきます。
リズムとスピードのメリハリがあるけど、どこを取っても丁寧な技。これ 憧れですね。がんばろう。