2019/8/3 (土) 住吉道場
1. だめまゲーム 結果報告
いつまでも、「良い姿勢保持」と「折れない手進化版」ができなくてキレた私が苦し紛れに考案したゲームを開始しました。かっこよく言うとパラダイムシフト。その初回の結果です。(ルール詳細は前回の稽古記録168参照)
(再掲:上=有効 下=減点)
1.事前予測
稽古前に脳内シミュレーションして予測した結果は、30点(=6ポイント)でした。ご褒美6個分。"ビール2本とモブサイコ4冊かな。1冊はミステリー大賞にしようかな。いや、友達が新刊出したっけ。興味ないけど1ポイントくらいは友情に使ってやろう…。" などと、楽しい予定を立てておりました。
Fig.1 景品交換レート
2.結果報告
本日の得点は、6点 =1ポイント(端数切り捨て)でした。予測の1/5の発生率です。意外なことに、普段より技がうまいこといってしまったのです。偶然かもしれません。たまたま簡単な技ばかりだったかもしれないし、受が絶妙だったとか。
苦々しい結果です。技ができて良かった?違う違う!技ができるのがこのゲームの目的なんじゃなくて、技ができないことに拘らなくなりたかったのです。キスを釣りに行ってそれ以外が釣れたら、たとえ嬉しいヒラメであっても外道です。このゲームが、「全般的に技がうまくいくようになります」という 不釣り合いにでかすぎるリターン(=快楽)と紐付くと台無しなのです。台無し。Fracaso!(失敗)。分かっていただけるでしょうか?だってその快楽はせいぜい数回しか持たない幻影ですよ?ダイエットのリバウンドみたいに、また同じ問題がより根深く再発してしまうにきまってる。このゲームのデザインはFracaso...
Fig.2 短距離目標 専用機 虚構のブレイクスルー
一応あと何回かは試してデータを集めますが、期待薄です。それもそのはずで、武道家はみなこの「うまくやりたい という欲望モンスター」を手懐けるすべを それぞれ探究しています。成田先生の中心帰納などまさしくそうでしょう。真面目で熱心な努力家ほどワナに嵌まるというデンジャラスゾーンを軽やかに抜けて、もっと先まで行くために。こんな雑な「だめまゲーム(ダメなやつほどまんがが読めちゃうゲーム)」で行けるなら、誰も苦労せぬ。やれやれ、ひと休み。(終)
Fig.3 「フラクタル的には部分は全体の相似形であり、精密を求めるほど距離は長くなる。部分の1つを徹底的にやることは全体を底上げしうるぞ。…って聴いてない…。」「ひと休み ひと休み…」
←フラクタル幾何学(File:Electricsheep-14525.jpg)
<おまけ>今日の1ポイントはビールと化したので、友人の本はよろしければ誰か買ってあげてください。内容は知らないけど、真面目で性格のいい男です。タイトルがビッグすぎて紹介するのは正直躊躇したよ。