2019/3/9(土) 18:30-20:30 住吉道場 吉田先生
<まとめ >
1. 「体の軸」→「腕の芯」の練習
腕に芯を入れる練習。腕にも芯(軸)があり、これを中心に回ります。体の軸を中心に、腕は回ります。これら全身の回転を自然に発生させ相手に伝えるには、もとから体を充実させることが必須です (Fig.1) 。
Fig.1 水圧の高いホースは曲げようとすると自然に揺れる。
1. 腕の軸の練習
片手持で、「体の軸を回す→腕の軸を回す→受に伝わる」の練習です (Fig.2) 。
Fig.2 上肢の回内(A)と回外(B)
2.小手返で練習
技の中で使ってみます。突を受ける手も下向きらせんの回転 (Fig.3 A)。相手が手首も拳もギュッと固くして小手が返しにくいことがありますが、これも拳をねじを回すように自分の回転を伝えると、小手は返らなくても受の体の方がひっくりかえります(B) 。受を仰向けからうつ伏せにされないよう抵抗しても、やはりネジまわしすると体の方がひっくり返ります(C) 。
Fig.3 受はわざと固く抵抗するようにすると分かりやすいです
3.座り呼吸法で練習
両手首を上から押さえつけてもらいます。「体の軸回し→腕の軸回し→受に伝える」で、受けを傾むけてみましょう (Fig.4) 。
Fig.4 受の中心が崩れたら十分です