大阪合気道自主稽古会

流派を問わない合気道の稽古場です。小説、漫画、などが混在しています。稽古記録はタグをご利用ください。出典明記があれば図の引用については問い合わせ不要です。。

稽古記録71:基本トレ―ニングメニュー(案1)

                   <まとめ >

 1.  暫定 基本トレメニュー

 

合気道ではよく「考えてはいけない」と言われます。これは単にぼーっとしてやれ、という意味ではなく、考えなくても自然に体がきちんと動くようにしておくことだと思います。基礎トレーニングによって体の反射を構築するのです。しかし、楽器やスポーツのトレーニング理論は科学的に研究され日々進化しているのに比べて、合気道では基礎トレーニングのステップが確立しているとは言えません。少なくとも私は検索で見つけられませんでした。

合気道で注意すべき因子は多岐にわたり、1つに気をつけると他を忘れるといことの繰り返しになりがちです。そこで1つ1つの因子を自動的にできるように段階的に身につけるメニューがあれば便利です。

2/23の無元塾講習会の内容を参考に、自分用に作ってみました。

 メニューは3項目に分かれます(Fig.1);

f:id:fanon36:20190225151127p:plain Fig.1

 1. 身体・運動精度

無意識で反射的にこのように動けることが目的です。身体操作と割り切って身体にたたきこむ。白石先生によると運動の精度を上げることは何年も時間がかかるものだそうです。その代り、身体精度の上達は単純に費やした練習時間に依存するので、頑張ったぶんだけ上達が実感でき、続けやすいと思います。

2.中心帰納

正確さの項目で良質な中心帰納を丁寧に行います。スピードの項目は、目指す状態にできるだけ迅速に達することと、単発の行為でなく繰り返しその状態に出入りし続けるサイクルを覚えます。メトロノームを使用してオペラント条件付けを誘導するのは有効かどうか試してみます。

3.イメージ球

動きを丸くするのではなくイメージです。具体的にイメージするための例がいくつかあります。

 

所要時間

身体精度に含まれる木剣素振りを除くと30分すこしです。木剣素振りは私の場合ですと300回で30分くらいです。よって全過程で1時間です。あまり長いと毎日行うには非現実的ですし、嫌にならない程度を見極めてアレンジしていこうと思います。

とは言えスポーツなどの訓練として1日1時間は十分ではありません。ルーティンの日常動作に組み込めば練習時間が伸ばせるし習慣化にも役立つでしょう。また検討します。