2019/2/13(水) 10:30-11:30 吹田道場 吉田先生
<まとめ >
1. 開いた体と頭を維持するための稽古法
体を開く閉じるの話。受の攻撃を受けて固まってしまうような体を「閉じる」、その逆を「開く」と 先生は表現されました。
「方向性の無い意識と姿勢」と似たことかと思うが、自分にとって既知の概念に落とし込んで分かった気になるのは頭の省エネではなくつまらぬプライドですから、まずは ストレートに聞き入れます。ちなみに今日初めて聴きましたが、この道場の今年の目標は「素直に受け入れる」ことだそうです。年末にどれだけ上達したかしないかで、「だれがひねくれているか分かりますね。」とのことでした。
開く閉じるの稽古で新しいなと感じたのは「剣を持っていて、周囲を敵に囲まれていると想定する」こと。
隅落とし、小手返し、前受け身、など全てそのシチュエーションを想定しながらやります。
Fig.1 前後切の体使いを思い出す
体を開くことにおける、剣を持つことの利点は ①視線が受の手首に固定せず遠くにキープできる ② 前かがみにならないため、意識が前方だけに固定されにくい ことです (Fig.1)。