2018/8/22 (水) 20:30-23:00
<まとめ>
クルリンと回る軌道を想像しましょう。
中心位置と縦方向運動を意識しましょう。
片手持ち一教押さえ込みや天地投で、うまい具合にクルリンと回される時があります。稽古後の沖縄料理屋で先輩から幾何学的アプローチの講習を受けました。
■ 中心の探し方
持たせた受の腕だけを動かそうとすると引っかかって重いですね。よくあるパターンです…。こんなとき、受の手と肩とを半径とした円になってしまっています(Fig.1 A)。いくらやっても体幹は崩れません。
そこで手・近位肩・遠位肩の3点を結んだ円周で動かすようにしてみましょう (B)。その円の中心はA☆からずれているはずです。なのでB☆の位置へ自分の軸を移動させます。それから遠位肩を目指してクルリンと回します。
Fig.1 色々調整してスカっとはまる場所を探しましょう。
■ 縦方向の運動を忘れない
受の両肩を持ってクルクルまわしても、バレリーナのようにその場で回るだけです。Fig.1下図のように、円を相当傾けているので崩れるのです。この縦方向の運動成分を忘れてしまいがちです。
最小限の力で動かせる軌跡を探せると楽しいです。