大阪合気道自主稽古会

合気道経験者のための不定期な稽古会です。忙しくて道場に通えないが時々稽古したくなる人向け。流派は問いません。

稽古記録42番外編: 住吉 (2018/7/12)

2018/7/12 (木)19:00-20:00 住吉

   ☆今日のポイント:縦運動は下半身で❗️

中心を取る稽古の続きと、縦横同時運動です。はじめは道着を掴まず拳を押し付ける胸取り。結びが外れるとずれたり離れたりするので、結びの練習になります。

【1】結びはじめ

拳が当たるのと同時に膝を落とすと、受はぐっと寄りかかられたようになって拳はピッタリくっつきます (Fig.1A)。圧がそのままになるスピードで転換し(B)、呼吸投げ(C)。または軸中心に回り、受が軽くなったら(=体勢が崩れたということ) 袈裟切りに落とします(D)。先に回り過ぎると拳が離れて立直ってしまいます。結んだ感覚(圧力の強さがバランスし、圧力の方向が中心に向かっている感覚)に集中します。

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  Fig.1 AとBがメイン。C,Dは気にしない

この動きで縦横成分はどれでしょう?軸中心の転換が横、Bで腰を落としCで振り上げるのが縦です。

 

【2】結ぶ角度を変える

結んだまま受を浮かせます。右胸取の形で、受の拳に自分の左手をかぶせる形に持っていくのですが、いきなり拳を掴んでも受の腕は伸びているため強いままです(方向性がない≒強い)。受の内肘あたりから軽く滑らせると、それだけで受の肘が曲がりながら上腕内転 つまり肘が外側に出ます (Fig.2 A)。この時にしっかり結んでいれば受の手首は固まっているため拳も外側を向きます。結びが甘いと受は手首を返して逃げることができるので体幹は崩れません。

二教ができる形になりますが、二教を決めること自体にこだわらないようにします。

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  Fig.2  同時にするから効く

右手は受の肘の内側(上腕骨内側上顆。右図➡︎)に添え、内側に返します (B)。AとBの動きを同時にすると両手で優しくサンドしながら螺旋にまわり、更に同時に転換すると食い込む螺旋で二教決めです (C)。

ここで縦の動きはAで腰を落とすことです。腕の動きは主に横成分です。それに加えて腕を縦に動かすと螺旋になりますが、腕で縦の動きを出そうとすると受に気づかれてしまい、引っかかります。腕はそのまま、下半身だけで沈みましょう。

【3】浮き・沈み

同じ拳胸取りを沈みながら転換するだけで落とす (Fig.3 A)。または バンザイして転換することで前受け身。

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  Fig.3 超シンプルで超難しい

どちらも接触した瞬間に わずかに上へ浮かしてから落とすとストンと落ち易いです。舟漕ぎ運動の要領です。しかし先生は結んで中心を捉えたまま 一体となってじんわりと落としているようにみえました。今日の稽古の趣旨からいうとこちらの方が一貫性がありますね。

 

【4】上段突

上段突を普通に受けるとFig.4Aの点線の位置です。ぶつからず、キャッチャーのように自分の中心で受け止めます。受け方のひとつは、少し迎えに行き(B)、拳に触れるか触れないかくらいで先行します(C)。半回転くらいしてから両手で拳を包んで相手を中心で落とします(D)。両股関節をロックするような方向です。 

もうひとつは、迎えに行かずに拳の軌道を予測して(より良いのは誘導して) 、わずかな先行によって引っ張り回し、崩れたら押さえ込みます(F)。

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  Fig.4 柔らかく受け止める

ここで縦の動きは、最後の落とし(DとF)だけではありません。先生はファーストコンタクトで突を上に流すように被せ気味に受けます。その瞬間 受は重心がフワッと浮きます。この上方向の縦運動があるから受は踏ん張れなくなるのだと感じました。何かに似てるなーと思ったら、エアホッケーでした。

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昔 旅館などにあったテーブルゲームです。パックを風圧で浮かせることで摩擦を減らし、軽快に飛んでいきます。時間が切れて風圧が止まると、パックはその場に居ついて動かなくなります。

 

このあと難波でヤキトリ食べた。