大阪合気道自主稽古会

流派を問わない合気道の稽古場です。漫画、小説、修行の旅が混在しています。稽古記録はタグをご利用ください。

稽古記録29(2018/3/12)

2018/3/12 (月)18:30-20:00 地下道場  <参加者> 2名  <負傷者>なし

 今回は、動作の途中も折れない手を維持する練習です。

 

【1】接触点の感覚(センサー)を鍛える 

【1-1】推手

 相半身で前腕を軽く接触し、その圧のまま押す(Fig.1 上A)。両脇に逸れないように、相手の中心に向かって  。押されたときはできるだけ体近くまで真正面から受けます (B)。あまり早くから逸らすと折れない手が出来ているかどうか分からないからです。体の近くまで押されても折れない手であれば耐えられることを実感してください。そして逸らします (C)。

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 Fig.1軽く触れるほど微妙な動きが分かります

 

 【1-2】閉眼で不規則な攻撃

推手と同じ構えで、いろいろな方向から体中心に攻撃してくるのをまた体近くで逸らします。閉眼すると接触点の感触に集中しやすいです。圧を一定に保ち、止めすぎず押しすぎない。コツは相手の手が引っ込むときに、ちゃんとくっついていきます。離れてしまうと入力がなくなり感触を頼りにできなくなります。

 

【1-3】両手で。

お互い中心への攻防を両手で行います (Fig.2左図) 。逸らすときは一方へ相手の両手をまとめてしまいます。がっちり硬くなってしまってはうごけません。折れない手で誘導します。

f:id:fanon36:20180313181838p:plain Fig.2 接触前から状態を作っておく

合気道の型稽古のとき、「接触した瞬間の力の方向によって技を調節する」と言われます。しかし一瞬で力を感じて分析するのは困難です。要は、この練習のように「折れない手センサー」があれば、力の方向に逆らわず導けばそのまま技になるというだけです (右図)。予測や分析はいりません。

 

【1-4】片手で両手を受ける

1-3のように受が両手で中心を攻めてくるのを片手でコントロールします。Fig.3 でいうと相手の左手をまず完全にコントロールしながら、攻めてくる右手を肘で防ぎます。ポイントは相手が手を緩めたり引いたりするのに合わせてくっついていくことです。ここで離れてしまうと受は自由に両手を使えますが、手を緩めると入り込まれるような状態では両手を離せなくなります (Fig.3 右) 。くっついてしまうのです。こういう状態はとても不自由でどちらが攻めているか分からなくなります。

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  Fig.3 本番なら膝や頭突きが入りますが練習なので

 

【2】技の中で応用

正面打を受ける場合をやってみます。1.折れない手で、2.光速で触れに行き、3.接触点でピタリと止める。推手と同じ接触です (Fig.4左図) 。過度の力を入れずに摩擦力でうまく止めるには、相手が振り下ろし始める前のタイミングで、光速 (高速)で、触れに行くことです。

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ブラックホール近くで急に時間の流れが遅くなるロケットのように(右上図) 、光速→目標の位置に→寸前で静止 (右下図)。これは前回やったタオルを掴む練習―タオル手ー です。正面打などを受けるときにぶつかったり跳ね飛ばしたりを避けるために、ゆっくり手をだしてしまうと間に合いません。タオル手ができると、慌てていないのにさっと受ける動きができます。

 

         <Debreafing>

 防御の接触がそのまま攻撃になると、時間がかなり節約できます。素早い動き。

また、正面打を受けるのは永遠の課題です。いろいろなやり方がありますが、まずは力学的に完璧な動きができる事が前提です。地道にタオル稽古をしましょう。

 

その他、寝起きにゴロゴロするときの意識状態を意識的に作って得をする研究について話し合いました。 

 

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