★ 本日の"幻想のTABOO" ★
① むやみに飛び込まなくていい
② 指が触れれば間合い
<稽古記録>
2017/11/17(金)19:00-20:00 Riverside <参加者>2名 <負傷者>なし
なぜか一匹だけ早く出たツリー。多分今年最後の野外稽古。
【復習】
前回正面打をしました。相手の拳+自分の腕の長さの間合いは結構あります。この間合いで相手に触れられればよいので、慣れると近づきすぎずに受けられる。
【突1.基本の受】
突の受け方です。受の「肘」(拳や小手ではない)を目指して こちらから触りに行く (Fig.1)。殴るのではなく接触摩擦です。前回 正面打に使った「なんでやねん」の下向き。正面打の時と同じく結構間合いがあります。折れない手で冷静に「なんでやねん」。
Fig.1 手は伸ばして使うので入り込まなくていい。
合気道の突は軽く握った拳を放り投げるように。拳の自然落下による衝撃を自分で練習すると判りやすいです (Fig.2)。
Fig.2 筋肉で加速する時との違いを実感する
【突2.四方投】
例えば四方投で取る。突いてくる方向へ、コンパスせずまっすぐ下がります。同時に突を下から軽く支えるように包み持ちすると、受脳は支えがあると一瞬勘違いしてつんのめりがちになります (Fig.3)。この崩れ方になれば決まりです。
Fig.3 ましてや突っ込まない
下から包むとき、できれば四指で受の母指球をフックする形が理想的です。あとは釣竿を引くようにすれば自然に受は四方投崩れになっています (Fig.4)。
Fig.4 ダンサーのような四方投崩れ
【突3. 短刀取】
基本の受と同じ。ターゲットは手でなく肘。叩き落すより触りにいく感じ。当身も殴るのではなく、最短距離で急所に触れるだけ。短刀取ごっこは楽しくて寒い時によいです。が野外だと、近隣のオフィスで残業してる人々から不審そうに見られます。
<Debreafing>
運良く 川風の無い夜で予定通り稽古できました。
とくに私は突っ込んでいく傾向にあります。突を捌く時の間合いは広めで慣れなるまでは落ち着かない気分になります。四方投の初動で後ろに下がるのも、考えてみると当然ですが、やってみると違和感がありました。自分の癖と思い込みがよく分かります。
@ trattoria Gus亭(https://ameblo.jp/gustei) 自称大衆食堂。細部まで手が入っており、全体的に塩味が隠し味程度に抑えられているところが好きです。脂身も美味しい仔羊