大阪合気道自主稽古会

合気道経験者のための不定期な稽古会です。忙しくて道場に通えないが時々稽古したくなる人向け。流派は問いません。

稽古記録30 (2018/3/26)

2018/3/26 (月)18:30-20:00 地下道場 <参加者> 2名 <負傷者>なし 早い開花 今回は、「攻撃を受けるときの手」練習です。その前に圧センサーの復習を2つ。 【1】 脚で推手? 前回練習した推手を膝でやってみます。合気道にはキックはないし、袴に隠れている…

仙腸関節の機能(後編):球形の梃子

《続き》 前々々回:「病の声=仙腸関節のヒント 」 前々回「『仙腸関節を意識する』ときの意識」 前回「仙腸関節の機能(前編):弛みと中心帰納」 ■ 梃子の構成要素: 丹田? 仙腸関節を漫然と「中心らへん」とか「錘っぽい」と捉えると単独で機能するもので…

仙腸関節の機能(前編):弛みと中心帰納

《続き》 前々回:「病の声=仙腸関節のヒント 」 前回「『仙腸関節を意識する』ときの意識」 一日中 何をするにも仙腸関節を意識していると、この関節の面白い機能が分かってきましたよ。 【仙腸関節の機能① 弛め】 はじめに分かったことは、仙腸関節を弛(…

「仙腸関節を意識する」ときの意識

《続き》前回:「病の声=仙腸関節のヒント 」 ぎっくり腰を契機に仙腸関節を意識すると面白い発見があるのだいう話をしました。さてその前に、仙腸関節を意識するとは具体的にどういう状態を指すのでしょうか?なんとなくお尻のあたりを気にする感じ、でい…

病の声=仙腸関節のヒント

人生初の急性腰痛症 (ぎっくり腰)になりました。翌朝、整形外科医にこっそり相談したら、「これくらいはマシなほうだが、悪化すると面倒だから安静に。」とのことでした。 腰痛症なんかすぐ治せるだろうな、という治療家にも思い当たります。しかし、病気や…

"Implosion" ー 合気道の求心的な力

(Tornado - Wikipedia) オーストリアで道場を開いているY氏は帰国したとき合気会に現れます。180cmを越す体格ながら羽毛のように柔らかく、組むとフワリと上に重心が浮き、足と畳の摩擦がきかず踏ん張れない…という技を使います。上下がこんがらがって、ドラ…

稽古記録29(2018/3/12)

2018/3/12 (月)18:30-20:00 地下道場 <参加者> 2名 <負傷者>なし 今回は、動作の途中も折れない手を維持する練習です。 【1】接触点の感覚(センサー)を鍛える 【1-1】推手 相半身で前腕を軽く接触し、その圧のまま押す(Fig.1 上A)。両脇に逸れないように、…

物理学酒場10: 相対性理論⑥

【謎空間】 今日は相対性理論の仕上げです。リロンのところは適当に飛ばして、結果から世界がどうなっているっぽいか想像しましょう。

冥王星島22

柳浦二丁目の千里眼 (後) (続き) 私は学校を出てからずっと本土で働いている。忙しい生活の合間に昔を思い出すことが増えた。仕事で関西を通過する機会があったので、そこにいる姉と食事をすることにした。

稽古記録28(2018/3/5)

2018/3/5 (月)18:30-20:00 地下道場 <参加者> 2名 <負傷者>なし 今回は雑巾の代わりに清潔なハンドタオルを用意しました。写真のような物がちょうど良いです。

冥王星島21

柳浦二丁目の千里眼 (前) 下の兄が千里眼で、集落内では有名だった。失せ物を当てることができたので、時々近所の海女さんなどが海のものをお礼に持って来たのを覚えている。

深夜回診10

いい医療とは何か。人によって違いますが、その社会の全体的なコンセンサスはそこに暮らしていると分かります。ここでは、それは良し悪しがデータで判断でき、自分が他の人より損することなどあってはいけない医療です。人生でもそうです。自分の人生の価値…

動禅 ー 味噌を仕込む

2年後の味噌を仕込みに 山へ入る。寒い方がゆっくり熟成して良い味噌になります。乗鞍岳と御嶽山に挟まれた峰は青い樹氷に閉ざされて氷点下です。 「合気道は動く禅」だと よく言われます。師範がそう言うのを聞いたことがあるし、遠藤征四郎先生の本にも出…

物理学酒場9: 相対性理論⑤

【謎空間】 神戸のとあるレストランに夜な夜な集まる緩い集団。今回は殆ど数学のように見えますが、最後にはとても物理的な「なるほど!」感が得られます。想像や、数式を使わない例え話だけではこの納得感は無理なので、頑張っていきましょう。これだけ分か…

稽古記録27(2018/2/19)

2018/2/19(月)18:30-20:00 地下道場 <参加者> 2名 <負傷者>なし ★ 力を入れることもある ★ 道場の隅の雑巾大活躍 【復習】 ■ 前回やった毎日運動その①外股踵上げの発展形です。 外股でつま先立ちするだけでも脚~腰の後ろ側の筋肉が鍛えられました。さらに…

稽古記録26(2018/2/16)

2018/2/16(金)18:30-20:00 地下道場 <参加者> 2名 <負傷者>なし 【毎日運動】 ここで、毎日行う基本運動5つを挙げます。 ① 外股踵上げ (稽古記録18【4】歩くための筋トレ) ② 股関節回し (稽古記録24【2-2】体の移動のしかた) ③ じっくり歩き (稽古記録19【…

稽古記録25番外編(2018/1/28)

芦屋道場 雪 正面打で 接点の圧を変えずに腰を入れる の練習をしました。いつまでたっても難しい。電車などで自分の腕を押したり掴んだりしてます。 昔は手持ち無沙汰になるのが嫌で鞄には必ず文庫本を入れていましたが、今は自分の腕で時間が経ちます。 ■ …

深夜回診9

血友病のIさんは私と同い年でした。血友病は重症になると血が止まりにくくなるため凝固因子製剤を週に3回ほど注射します。自分で打ちます。私は注射が嫌いで自分で打つのなんかもっと嫌です。あるとき私が大変ですねと言うとIさんは、「いいえ、注射薬ができ…

深夜回診8

(続き) 正月明けにやって来た、Sさんの親戚は立派な「普通の人」でした。 県内といってもほとんど県境の町から、何時間かかけて来院しました。田舎の主婦、もしくは子育てが一段落して仕事を再開した地方の事務員という印象の中年女性です。 いきなりの話に…

物理学酒場8: 相対性理論④

【謎空間】 力学が終わってしまって理論の世界に入りました。実験がなくなって淋しいかと思いましたが、ふしぎなことに余計楽しいです。想像力を思い切りストレッチされて興味が尽きません。とくに宇宙の話が出てくると最後です。皆食いつきがすごい。質問や…

深夜回診7

(続き) じつはそうスッキリいったわけではありませんでした。 はじめのうちは食わせろ食わせろ言ってたSさんもしだいに食の欲求が失せ、嚥下リハビリを受けるのも起こされるのも邪魔くさそうになり、うとうと眠っていたがるようになった頃です。探偵のよう…

稽古記録24 (2018/2/5)

2018/2/5(月)18:30-20:00 地下道場 <参加者> 2名 <負傷者>なし 前回に引き続き、袖引き落とし。その分析です。前半は角度、後半は時間です。 【1】合気道的な力の伝達その1:角度 【1-1】 体幹に伝える為の角度を作る 腕を前に出してる受の腕を、前方に引…

深夜回診6

(続き) とまれSさんは、むくまない程度の少ない点滴(医療安全パトロールよけ) だけで、数週間後にうたた寝でもするように死にました。 死ぬ数日前はいろんな幻覚が見えます。末期の人の85%の人に幻覚がみられるというデータがあります (Arch Intern Med.2000…

深夜回診5

(続き) まず参考になるのはSさんです。86歳。本人によると身寄りなく好きなようにして1人で生きてきました。一人暮らしで、買い物も家事もこなしていました。要支援制度を使い、ケアマネージャーがついています。かかりつけ医はありません。2ヶ月前から食…

深夜回診4

(続き) 一方、明らかにこのまま安らかに死なせてやるべきであろう患者に、家族から延命蘇生処置を強要され、仕方なく目を背けながら処置しなければならない時、"辛いが仕事だから仕方ないのだ…" と悲劇の被害者ぶる医療者もおります。一寸待ってください。…

深夜回診3

(続き) 病院なのだから治療するのが当たり前じゃないか、で問題なかった時代は去りました。寿命以上に生存する人の多くは老人病院などの施設から異変に気付いた職員に付き添われて運び込まれます。このとき大事なのはどこまで治療するかということです。21…

深夜回診2

(続き)難しいのは、誰が悪いというのではないことです。Tさんは話ができた頃に、さっぱりした自立心のある人格という印象を受けました。家族はTさんに愛情をもち、医療者のことも気遣ってくれます。看護師たちは細かいケアをしてくれます。足りなかったのは…

深夜回診 1

40歳(※)になったらみんな、自分自身で引き際を決める訓練を始めましょう。治るチャンスを逃すかもしれない、治療の手を抜かれるかもしれない、というインパクト不明のリスクの大きさと、自然に死ぬことができないという現に存在するリスクの大きさを比べまし…

稽古記録23 (2018/1/29)

2018/1/29(月)18:30-20:00 地下道場 <参加者> 2名 <負傷者>なし ⭐️反射的に起きたくなるほどきちんと落とす ⭐️ねじり姿勢でもよい 【1】受身 いつも同じ道場で同じメンツでやってると、技の掛けられ方も予想がつくので受け身がぞんざいになりがちです。本…

物理学酒場7: 相対性理論③

【謎空間】 2018年1月25日寒波の夜、神戸のとあるスペイン料理店。普段は端っこのテーブルですが今夜は参加者が多いため中央の大きなテーブルです。実験室なのにライティングは薄暗く抑えられているのが面白い。レストランなのに参加者がお酒やおやつを差し…